2016年。
英欧に9か月滞在していた2013年ほどではないけども、今年は相当英語力の伸びた1年でした。
たぶんその2013年の次くらいに伸びた年。
スカイプ英会話をしてみたり、オンラインで英字新聞を購読してみたり、Twitterで英語アカウントを大量にフォローしてみたり、通訳学校に通ってみたり、英語ラジオをひたすら聴いてみたり。
いろんな学習方法を試してみました。
以下の理由から、ここでひとまず2016年の学習内容を振り返ってみようと思います。
- 自分の学習方法を見直し、より効果的な学習につなげるため
- 将来自信喪失したときの自分を「これだけがんばってたんだな」と思わせて励ますため笑
- 英語を上達させたい人たちにとって、少しでも参考になればいいなあ。。。
というわけで、ざーっと書いていってみましょー!!
目次
スカイプ英会話
- リスニング ★★★★☆
- スピーキング ★★★★★
- ライティング ★★☆☆☆
- リーディング ★★★☆☆
- コスパ ★★★★☆
- 継続しやすさ ★★★★☆
3か月、毎日25分やってみました。
めーっちゃくちゃよかった!スピーキングが相当伸びました。
継続することの威力を思い知る。とにもかくにもしゃべることやなー
初めて1か月くらいで、舌の回りがかなりよくなったのを実感。
やっぱり毎日しゃべるとさすがに筋肉つくよね。
頭の中もかなりすっきりさせられました。
3か月間、早起きしてほとんど毎日やってましたが、通訳学校に通うことにしたためやめました。
サービスは2つ利用してみました。
ビズメイツ
12000円/月の高級路線。
そんでもそれだけの価値はありました…!
教材、講師、どちらも素晴らしかったです。
先生はフィリピン人の方だけでしたが、まったく問題無し。
もちろんあたりはずれはありましたが、良い先生を数人見つけてずっとその先生にお願いしておけば全く困りません。とても良い先生が何人もいました。
教材は、ビジネス現場に特化したもの。
自己紹介からオフィスの案内、自社の説明から外国人上司への報告まで、大変実践的なものでした。
ただ、普通の国内企業の一新卒に過ぎない自分がこんな英語覚えてどうするんだ…とは思ったかな笑
DMM英会話
定番、DMM英会話。
こちらは4950円/月でした。
まあ、安かろう悪かろう、という感想。
教材がたくさん、先生の国籍も多様、24時間いつでも、と大盤振る舞いなのですが、選択肢の多さと満足度は必ずしも比例はしないのだな…と思いました。
ただ、やっぱり安いので、とにかく毎日しゃべりたい、長期間にわたって続けたい、というのならこっちでしょうかね。
先生は良い方が多かったです。
でも教材の英語が不自然だったのが気になった…先生も文句を言いながらレッスンしてました笑
英字新聞
ほんの1か月ほどだけ、オンラインでFinancial Timesを購読しました。
イギリスを代表する高級紙(quality paper)ですね。
(去年日経新聞に買収されたときはショックでした…)
- リスニング ★★★★☆
- スピーキング ★★★☆☆
- ライティング ★★★★☆
- リーディング ★★★★★
- コスパ ★☆☆☆☆
- 継続しやすさ ★★★☆☆
たくさん読むので当然リーディングは伸びます。
では、リスニングが伸びるのはなぜでしょう?
それは、語彙や背景知識、自然な英語の文法が身につくからです。
英語4技能といわれますが、そうスパッとわけられるものではなくて、結局「どれだけ自然な英語をインプットしたか、そしてどれだけ自然な英語に近い英語をアウトプットしたか」が肝要なのだと思います。
通訳学校の先生も「伸び悩む人はリーディングが足りていない」とおっしゃるぐらいです。
そういう意味で、英字新聞購読はとても効果的!
ただやっぱり、高い…
たぶんFTは特に高いんちゃうか…
まあ、ほんまのビジネスパーソンが情報収集に使う媒体やもんな…
というわけで無料期間終了と同時にやめちゃいました。
英語を読みたいだけなら、このご時世ネット上にいくらでも落ちてますからね。
…でもやっぱりちゃんとした英語に定期的に触れたいなあ、ということでこの12月からTimeという英字雑誌を購読予定です。今度はネットではなく紙で。
(やっぱ紙って楽だよなー)
こちらの感想もまたそのうち書きます。
- リスニング ★★★☆☆
- スピーキング ★★★☆☆
- ライティング ★★★☆☆
- リーディング ★★★★☆
- コスパ ★★★★★
- 継続しやすさ ★★★★☆
いわずと知れたTwitter。
もちろん無料なので、コスパ最強ですね。
英字ニュースを中心に、オバマ大統領、ロンドン市長、ヒラリー・クリントン、トランプ次期大統領などもフォローしてみました。
なんせTwitterなのでほとんど読みませんが、たまに目に留まった記事を読む程度。
それでも、海外の速報(breaking news)をいち早く知れたり、有名人の発言に直に触れたりできるのでけっこう楽しいです。
それに、ざーっとタイトルを流し読みしているだけでも英語や最近の話題に慣れることができたと感じています。
Twitterしてる方はぜひ!
おすすめアカウントはこのあたり。
国内のあのニュース、英語でなんて言ったらいいんだろう…というときに助かります。
言わずと知れた米定番メディア。
世界各国からの速報。
今後ますます目の離せないお方。
スマホアプリ
- リスニング ★★★★★
- スピーキング ★★★☆☆
- ライティング ★★★☆☆
- リーディング ★★★★☆
- コスパ ★★★★★
- 継続しやすさ ★★★★★
BBC World Serviceというのがめちゃくちゃおすすめ。
このスマホアプリで、24時間無料で聴けます。
30分ごとに世界のトップニュース6つほどを挟みつつ、ありとあらゆる話題について様々な人たちが入れ替わり立ち替わり議論します。
アルバニアの麻薬問題、シリコンバレーとユートピア、コロンビアの未来について、スイス人向けの老人ホーム@タイ、フィンランドのトナカイレースなど、自分で探していてはおよそたどり着かないであろう話を無限に聞けます。
レポーターはネイティブですが、出演者は大半が非ネイティブなので、様々な訛りの英語が聞けて実践的でもあります。
私はこれを大学生のころからひたすら聞き流していて、おかげで「流暢な英語」のイメージはかなり頭の中にはっきり確立できてきています。
今は通勤中、合計毎日1時間弱聞いています。
英語をインプットできると同時に、最新ニュースも把握できるので大変重宝しています。
来年ももちろん、継続予定。
通訳学校
- リスニング ★★★★★
- スピーキング ★★★★★
- ライティング ★★★★☆
- リーディング ★★★★★
- コスパ ★★★★☆
- 継続しやすさ ★★★★☆
はい、最後に通訳学校。
この1年の語学力の伸びは、八割方通訳学校のおかげです。
リスニング・リーディングがかなり伸びました。
授業の内容については、こちらをご参照ください。
宿題を100%こなすだけでも相当伸びます。
ただ、先生の当たり外れが激しいかな…前期は宿題多め、厳しめの先生だったのでかなり鍛えられたのですが、後期はけっこうのんびりした空気なのであんまり…
まあ自分で予復習きちんとやればいいだけなんですけどね。。。
あと、やはり「通訳」学校なので、(漠然と)英語上達したいな~という人が行く場所ではないですね。仕事で使う英語であれば、先ほど紹介した"Bizmates"などのほうがより実践的です。
半年で20万円超つっこむことになるので、TOEIC900点は超えてないとお金がもったいないかも。
2017年も継続しようと思うもの
以上、2016年にスコーンが実践してみた英語学習をざーっと書いてみました。
じゃあ2017年はどうしようか?
継続する
継続しない
- スカイプ英会話
- 通訳学校
かなあ。
通訳学校は、今通ってるコースが3月に終わるのでそこでやめます。
「通訳になる!」ってめっちゃ燃えてたんですが、「数十年後には通訳なんてほとんど存在しないんじゃないか…?」とこの1年で思うようになりました。
いつAIに取って替わられるか怯えるよりも、いっそ取って替わるものを作る側になればいいじゃないか。というのが今の私の考えです。
というわけで、英語へのお金の投資は今年でひと段落。
ただやっぱり英語が大好きなので、時間の投資は続けるつもりです。
BBCはこれからも聴き続けるつもりですし、英字雑誌 TIME の購読も始めてみました。
2016年の伸びを測定するために、3月にはひとまずTOEICを受験する予定です。
2014年の 915 から果たしてどれだけ伸びたか…
さー、まだまだ頑張ります。