朝からスコーン

考えたこと。やってみたこと。やってみたいこと。

スキルセットの棚卸し

Rubyの生みの親、まつもとゆきひろ氏の講演会に行ってきました。

 

supporterz-seminar.connpass.com

 

色々感じたことがあったのでメモ代わりに。

 

 

判断基準となる軸を持つ

目的を明確化する。=自分がこの仕事で達成したいことは何か?明確にすることで判断基準ができ、周囲に流されることがなくなる。

 

まつもと氏の場合は「東京以外で働きたい」「エンジニアを大事にする会社で働きたい」。それを元に判断していれば皆と違っていても不安にならない。「なんとなく他の人と一緒じゃないと不安」になるのは、自分の中に判断基準がないから。

 

この話が一番印象的だった。私も大半の人同様「なんとなく他の人と一緒じゃないと不安」になることはままある。でも独自路線を走っていても全く不安にならないことはあって、そういう時は確かに「判断基準」がしっかりあった。自分の中に。「判断基準」というかまあ、「こうなるんだ!」という確信?みたいな。

 

 

 

スキルセットの棚卸しをする。ブルーオーシャンを狙う。

「1万人の中の100位か、100人の中の1位か?」という質問に対して「100人の中の1位です。」と即答されていたのが印象的だった。なぜなら1万人の中で100位になってもその100人の中でまた競争が起きるから、だそうだ。ふむう。

 

で、その1位になるために、もっと言えば何の1位になるかを見極めるために定期的に自分のスキルセットを棚卸しする必要がある、とな。「スキルセットの棚卸し」は聞いたことがあったけど、そういう目的でするのは考えたことがなかった。なるほど。

 

で、講演を聞きながら自分のスキルセットを考えてみた。100人の中の1位か……まずは今の職場約60人の中で何かしらの1位になることを目指そう。

 

自分はエンジニアとしてはまだよちよち歩きですらない。他にできること、そして好きなこと………まあ、やっぱり英語かなあ。英語は日本人の上位1%には入れてるはず。

 

とすると、「英語のできるサーバーサイドエンジニアNo.1」というのが社内で確立したい地位になる。で思いついたのが、技術系の英語記事やブログを週1で翻訳して公開してみるのはどうかなと。これはけっこういいアイデアだなと思って、早速今週からやってみます。がんばろー

 

 

 

自己コントロール感が幸福な人生の要

まつもとゆきひろ氏は全員スーツの職場にジーンズで出社したり、上司からの転勤命令を拒否したり、かなり自身を貫いて生きてきたらしい。

 

で、結局自己コントロール感、自分の行動ややっていることに対して裁量権が感じられるのが大事だよねという話だった。上記の「判断基準を持つ」の話にも繋がるな。

 

仕事楽しい!いくらでも長時間労働できる!という人と、仕事辛い、早く帰りたい辞めたいという人がいるのは、結局自己コントロール感が違うからだと思う。自分の時間の持ち主が自分であるのか上司/会社であるのか。その意識が根本的に違うから、両者の主張は永遠に平行線をたどる。

 

自己コントロール感を持って自分の人生を生きる。それを地で行っているのがまつもと氏だなと感じた。

 

 

 

行ってよかった

うん、行ってよかった。他にも面白い話はたくさんあったけど、とりあえず上記が印象的だった。

具体的な行動目標もできたし。早速翻訳やってみます。くあーーーー優秀なエンジニアになりたい。