朝からスコーン

考えたこと。やってみたこと。やってみたいこと。

朝起きてすること

寒くなってきました。お布団の温かさの威力が日に日に増しています。ぬくぬく…シアワセ…ぬくぬく…シアワセ………

 

思うのですが、朝やることが決まってないと早起きできん!!

ブログ記事、大体書くこと決めてないと「早く起きてもなあ…」と夢の世界にあっさりリターンしてしまいます。ムズカシイネー

 

これって不思議で、毎日サクサク書いているとPCに向かえば自然と書くことが湧いてくるんです。でも数日さぼるとじわじわ億劫になってくる…何事も習慣、習慣。

 

今年もあと2ヶ月半かあ…

(そういえばいつのまにか前職よりも現職の方が長くなっていました。はやいものです笑)

初LINE LIVE観てみました。(冨田ただすけさん)

毎日料理するとなるとネットのレシピに日々お世話になるわけですが、特にお気に入りなのがこちらのサイトです。

www.sirogohan.com

簡単で素敵なおいしいレシピがたくさん載っているのでとってもありがたいです。

 

運営してらっしゃるのは冨田ただすけさんという料理家の方なのですが、私はこの方のLINEもフォローしています。

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 こんな風に材料を呟いたらぽぽぽって自動でレシピを返してくれるので、とても便利です。くり食べたいな~~~

 

ほんで、昨日冨田さんのLINEアカウント見てたらこんな呟きが…

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にゃんとっ!

冨田さんの調理をLIVE中継となっ!

っちゅーわけで観てみました。

アプリも入れて、初LINE LIVE…

 

こんな感じ。

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わーっ、動いてる~~~!!

切り方とか食材の扱い方とか、プロの手つきを間近で観られるのが本当に楽しかったしありがたかったです。手つき、きれいだったな~

観ながら、やっぱ料理っていいなーって思いました。野菜を切る音、幸せの音。。。

それともうひとつよかったのが、画像のようにコメントを送ると、それを見た冨田さんが「あ、それはですね…」と調理しながらお返事を下さるんです!

きのこの切り方、油揚げを入れるとしたらどのタイミングか…などの質問に答えてくださっていました。

手元でちゃちゃっと入力したら、それがいつもレシピを参考にしているプロの方にすぐ伝わってお返事を頂けるって、考えてみたらめちゃくちゃすごいですよね…!

いやはや、すごい時代になったものだナア…などと、おばあちゃんのようなことを思いました笑

 

そんなこんなで、昨日は冨田さんの動画を観てほっこり。お人柄も素敵な方でした。

 

・きのこの炊き込みご飯

・秋鮭のガーリック醤油照り焼き

・みょうがのかき玉汁 

 おおおおいしそう…これはやるっきゃない!

明日の晩御飯はこれにしようかな…

(あ、炭水化物ダイエット中だから炊き込みご飯だめだわ、つら)

 

はい、動画の力の偉大さを思い知った夜でした。

楽しかった~

「良い子じゃないと死んじゃう」病

 為末さんがこんなことをおっしゃってました。

はい、私傷つきやすいです。

はい、私プライド高いです。

 

失敗したとき、人の足を引っ張っているとき、自分の手違いで人に迷惑をかけたとき。人一倍凹みます。ダメージを受けます。態度が弱弱しくなって、周囲に一層迷惑をかけたりします。

 

「できなかった」「否定された」という事実ががっつり尾を引きます。些細なことほど。(相手は全く否定したつもりじゃなくても)

 

例えば料理。味付けに失敗した、調理時間が予想の2倍になった、栄養バランスがあまりよくない等々、うまくいかなかったこと、食べた人からダメ出しを頂いたことが日々積みあがってのしかかってきます。「ああっ、前も言われたのにまた同じことやっちゃった。。。。。。」そんな具合で地味にダメージを受けています。

 

 

例えばバイオリン。京大オケでの現役時代、「私はあれができない」「これができない」「それもできない」そんなことばかりが私の頭をいっぱいにしていました。「できないくせに人に偉そうなことは言えない…」そう委縮して、却って練習の場を非生産的にしてしまったことは数えきれないほどありました。

 

自分に対して厳しい(ケチつけたがりの)フィルターって、結局他人に対しても同じなんですよね。自分に厳しく、人に優しく、で在りたいのに、見た目はニコニコしながら「へたくそなのに偉そうなこと言いやがって…」と内心毒づいている自分が本当に嫌でした。

 

 

完璧主義まではいかないがそういう傾向のある自分の考え方。大学時代になんとなく気付いてきて、「なんでかなあ」と考えてきました。

一つの大きな原因は、「育てられ方」じゃないか、という結論にたどり着きました。

子育てにおいて、「過程を評価するか」「結果を評価するか」というのは小さなようで実はとても大きな違いがあるそうです。

うちは父親が仕事でほとんど家にいなかったので、母親が主に子育てを行っていたわけですが…

 

iku-labo.jp

【NG其の五】結果にフォーカスして褒める

「90点もとれたんだ!偉いね!」などは子供を褒めたことにはならず、「褒める=評価する」になっています。このような結果にフォーカスした褒め方だと、子供にとっては「次も親の期待に応えよう」というプレッシャーになったり、“いい子症候群”になる可能性があります。“いい子症候群”というのは、親や大人の顔色を伺い、いつもイイ子に振舞おうとする子供のこと。

 これ!いつも「結果」ばかり言われるんですよね…

「〇〇ができるスコーンちゃんはすごいね!」とか「スコーンちゃんは〇〇ができるんだから大丈夫!」とか。

アレ?じゃ何もできなかったらスコーンはだめなの?生きてちゃダメなの?受け容れてもらえないの???

そうして、常に「〇〇ができる(理想の)スコーン」と「現実のスコーン」のギャップに苦しんできました。

 

【コツ5】経過を褒める

親がやってしまいがちな褒め方として、「良い結果が出た時にだけ褒める」といったことがあるでしょう。上手くいくこともあれば失敗することもあります。“結果”だけではなく頑張っている“経過”にも注目してあげることが大切ですね。「親が自分をしっかり見てくれている」と思えば、子供は勇気を出して前進していけるものです。新しいことに挑戦する時は“結果的には失敗”になることも多いですから、経過をしっかり褒めてあげましょう。

 褒めるコツ、「経過を褒める」。これ、本当に大事だなと感じます。

 

鮮明に覚えている腹立ちエピソードがあるのですが、中高時代、私勉強できなかったんですよね。というかそもそもテストとかそういうの無理。一応選抜クラスみたいなのに入れた時期もありましたが、学年順位で見れば京大は完全に圏外でした。

でも京大に、京大オケに入りたくて必死で、それこそ死ぬ気で勉強したんです。センター試験がボロボロでも、「絶対入る!」って思って毎日泣きながら勉強したんです。それでなんとか合格できた私に母親が放った一言。「さすが、賢いんだね~!全然勉強してなかったのに京大入れるなんて。え?だって高2までゲームやってたじゃない?」

もーーーーーーーーーーこれが死ぬほど死ぬほど死ぬほどむかつきました笑

 

ここで気づいたのかもしれません。「あ、私は経過じゃなくて結果を褒められて育ってきたんだな。」「親にはもっと経過を見てほしかったんだな」って。

 

 

旦那を見てると、「存在自体を愛されて育ってきたんだなあ。。」というのが本当によくわかります。別人類。ご両親も本当に仲が良くて、家庭ってそれぞれこんなに違うもんなんだなあ…とびっくりします。

小さいころからこんなに仲の良さそうな両親を見て育ってたら、私もここまでひねくれてはいなかっただろうな、とちょっと思ったり。でもまあ離婚やらなんやらのお陰でなかなか得難い感情も知れたので、その点はよかったと思います笑

 

 名付けて「良い子じゃないと死んじゃう」病、これは自分はつらいし周りも扱い辛いしであんまりいいことはありません。「できなきゃ」「やんなきゃ」こうした感情は昔よりは冷静に対処できるようになったとはいえ、やっぱりまだまだ強いです。

20歳までにできた人格はそうそう変えられない…そんな話を聞いたことがありますが、まあ、そうなんでしょうね。これからがっさり変わると思えません。それでも、少しでも気楽に生きられるように、自分の感情をきままに観察していこうと思います。

目覚めの一言が、思い出せんの…!

目が覚めた時にわけわからん台詞が頭に浮かんで、今日のブログはそれについて書こ~~と思ってたら顔洗ってる間に忘れてしもた。。。

あ!これ『君の名は。』現象やん!共感…

 

ついったを見てると、日々大量の情報が消費されていっているのがよくわかる。

ついった、昔は鍵もつけて、身内とのコミュニケーションにしか使ってなかったけど、最近はかなり幅広くフォローしてみてる。勉強用に。

首相官邸とか、各国ニュースとか、投資家とか、省庁とか、英首相にロンドン市長とか、現役通訳者とか。

正直何言ってるのか半分もわからないんだけど、どうせ言葉のシャワーを浴びるのなら実になるものにたくさん触れておきたいなと思って。

 

まず、インプットから変えてみる。

 

あー、京都行きたいなー。

10月!もう3日…

おはようございます!

 

先週1週間はみごと一度も5時台に起きられず…

むっちゃだるかった汗

低気圧、というやつでしょうか。本当に体が重かった。

早起きに失敗すると、ブログ書くタイミングを逃しちゃうんですよね…日中に「あ、これ書こう!」とかいろいろ思ったりはするんですが(゜-゜)

 

10月は通訳学校再開、11月は結婚式+新婚旅行、12月は年末でわたわた、とあっという間に2017年を迎えてしまいそうな予感がビンビンしてます。

とりあえず、1日1歩は前進したいなあ、と思いながら今日も一日を過ごします。

エンターテイメントとしての候補者討論会

昨日はヒラリーvsトランプでしたね!

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(Poll: Who Won the First Presidential Debate? - Breitbartより引用)

 

私はアメリカの現状はよくわかっていませんし、どっちの政策がどうとは言えないのですが、討論会は面白かった!

www.youtube.com

映像の演出の仕方とか音楽とか、これはエンターテイメントなんやなーってめっちゃ思いました。「一大公式行事を粛々と進めます…」とかそんなんでは全然ありません笑

動画は2時間半ありますが、2人が出てくるのは50分あたりから。

前座でうにゃうにゃおじさんがスピーチしたりしています。

 

さて、私は政策についてはよくわかりませんので、なんとなく抱いた印象を中心に書いてみます。

 

正統派のヒラリー

ヒラリーは堂々としていて、本当にかっこよかった!

「余裕」を見せることがテーマなんだろな、という感じでした。

  • 上下赤のスーツ
  • まっすぐにカメラを見る
  • 発言はゆっくりはっきり
  • トランプを「ドナルド」とファーストネームで呼ぶ
  • 反論にも笑顔で答える
  • 相手の発言中は相手を見つめて静かに聴く

言葉遣いも丁寧で、いかにも正統派の「大統領候補」といった風格です。場慣れしてるんだなあ、ってのがよくわかりました。

 

抑え気味のトランプ

とりあえずこの人は"beautiful"という形容詞が好きなんだなと思いました笑 「素晴らしい」という意味での"beautiful"。

  • 泳ぎ気味の視線、多いまばたきと水(緊張してるんだな…)
  • クリントンは役職名で呼ぶ
  • しばしば相手の話を遮る
  • しばしば同じ言葉を繰り返す
  • 「部分的には同意する」など、柔軟な対応
  • カメラではなく、司会者に向かって発言

プロレスから学んだとかいういつもの上げ調子は、聴衆が一緒に盛り上がってくれる一般人だからこそというのもあるんだろうなーって思いました。

昨日もわめいてはいたけどかなり抑えていたし、空回りしている印象も受けました。

 

終了後の両者のツイート

さて、討論会終了後は早速「どっちが勝ったか」の速報がツイッターに流れてきました。

 お互い、「自分が勝った」と出てる方の調査をツイートしているわけです。「情報」なんてそんなもんだよなあ、とちょっと笑ってしまいました。

 

どちらが勝った?

私がアメリカ人だったら、まず間違いなくヒラリーに入れます。政策のことはよくわかりませんが、少なくともトランプよりは他国のリーダーとも責任を持って議論ができるでしょうし、単純な排外論を振りまくことも無いだろうなと思うからです。

 

でもひとつ思ったのはこれです。

 「ヒラリーは今まで30年間ロクな仕事をしてこなかった。今更なにも変わらない。」というトランプのツイート。

昨日の討論会を見ていても、ヒラリーは政府側・上流層の人間、トランプは民衆側・中下流層と感覚の近い人間、といった構図ができてるなーと感じました。(実際どうかはさておき)

ヒラリーはいかにも大統領然としていたのですが、これまでの大統領にすっかり愛想をつかしていて、かつ政策にもそれほど興味の無い人たちが、いかにも正統派な人間に入れるかというと……

 

最終的にはどっちに転ぶかわからないなあ、と思います。

不正問題などもあってヒラリーも相当嫌われているらしいですし。

 

Brexitのこともあって、なかなかそう簡単に「ヒラリーがなるに決まってるじゃん!」とは言い切れません。

 

まだ討論会は1回目ということなので、今後も見ていこうと思います。

 

 

それではみなさま、よい一日を!

地元のアマオケに白人留学生が来たとして。

左耳の後ろというよくわからん場所が腫れています。

リンパとかそんなんでしょうか。基本リンパ詰まってる系スコーン。

 

 

ちょっと留学時代の思い出話を。

 

と、その前に。ちょっとみなさん考えてみてください。

 

あなたは地元の趣味の団体に所属しています。

その趣味というのは内部でいくつかのチームに分かれるような性質のものです。ここでは仮にオーケストラとしましょう。

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(京大オケHPより拝借。てへ。)

はい、オーケストラです。

 

そしてあなたはビオラという楽器のパートのトップです。率いるメンバーは6人くらい。みな近所に住んでいて、練習後に飲みに行くこともあるような仲です。

ところでこの団体には一人だけ白人がいます。両親がイギリス人で見た目も完全にイギリス人ですが、日本育ちなのでコミュニケーションの取り方は見た目日本人の人と全く同じです。その人はベースです。

 

 

 

そんなこんなでいつも通り練習していたところ(緩く楽しいオーケストラです)、演奏会本番まで2ヶ月というタイミングで近所の大学で日本語を勉強しているという白人留学生がやってきました。

留学生はイギリス出身だそうで、ビオラもそこそこうまい。どうやらパートトップの自分よりもオーケストラ慣れしていそうです。ただ、日本語はあまり話せない。まだ勉強中。年齢もメンバーの中で一番若いです。自分はアラフォーのおっさんだけど、その留学生はまだ20やそこら。ま、そこそこ弾けるから入ってもいいよ。

正直パートトップの自分よりもうまいけど、まだ子供みたいなもんだし、つーか日本語ちゃんとしゃべれねーし。ちゃんとこのオケの弾き方に合わせてくれよー。黒髪日本人が99%の中で金髪は浮くのに、度胸あるなあ……ま、がんばってちょーだいっ。

 

日本のアマオケだと、間違いなくこうなると思います。

 

え?うまい外人?ふーん、ちゃんと馴染めたらいいね。

 

ま、そんなもんでしょう。

 

 

 

 

ところがイギリスではそうではないようです。少なくともスコットランドエジンバラでは。

 

私が留学中に参加させてもらったオーケストラは、エジンバラの地元人ばかりのオーケストラでした。みんなザ・スコティッシュな人々。一人だけアジア人の男性がいたけど、彼はエジンバラ生まれエジンバラ育ち。

ざっと50人程度の100%スコティッシュの環境にいきなり飛び込んだわけです。英語もろくに話せないまま。

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(New Edinburgh Orchestra FBページより拝借)

そうそう、ここですよ、ここ。

 

ただ幸いオケ経験は豊富だったので、演奏だけならパートの中では一番こなれた腕前ではありました。

「ふう、これでなんとか足を引っ張ることはなさそうだ……」

そう安堵していたところ、参加3回目に指揮者とビオラトップから呼び出し。

「来週からトップを任せるよ。よろしく!」

 

 

 

………………………

 

 

 

 

 

 

 

は、はあ???

 

 

 

 

 

私外人ですけど?

英語ちゃんと喋れませんけど??

つか練習も途中からしか来てませんけど????

 

 

 

 

 

オーケストラやってる人はよくわかると思うんですけど、というか少なくとも京大オケの人はよーーーーくわかると思うんですけど、パートトップっちゅーのはめちゃめちゃ重たい存在です。特に弦楽器は大人数を率いるので腕前+その他の資質が必須……パートトップの存在は絶対です。

そんな中で3年間シバき上げられたスコーンからすれば、それはめちゃめちゃ衝撃的でした。というかそもそも外人ですよ?ガイジン!意思疎通に支障アリですよ???休憩のティータイムのたびに挙動不審になってますよ???

もーほんと、なんでそんなヨソ者をトップなんかにできるんだろう……エジンバラの人々の緩さというか、おおらかさというか。本当にびっくりさせられました。

 

冒頭のように逆パターンで考えてみると一層よくわかります。

日本のアマオケに、白人留学生。まあうまいっちゃうまいけど、ずば抜けてというほどではない。

そんな状況で留学生がトップになるようなことは万に一つも無いと思います。日本とエジンバラの違いをひしひしと感じた出来事でした。

 

 

 

よく言えば柔軟、わるく言えば適当。いやー、素敵な文化です。いい思い出をありがとうございました、エジンバラのみなさま。