こんにちは。
昨日せっせと書いた3000字の記事(それも画像とかリンクとか貼りまくった!)があっさり消えてしまい、貴重な休日の2時間をふいにしてしまいました、スコーンです。
さてさて、「自動運転」!
今年最もホットだった言葉のひとつではないでしょうか。
米Google, Tesla Motorsなど有名どころの進捗が毎日のように報じられていますよね。
日本だと今年7月に日産自動車が国内初の自動運転技術搭載車を出したそうです。
運転しないでいい車……最高じゃないっすか!!
自動運転が実現したらどんな新たなサービスが生まれるんだろう……普段ぼんやり妄想していることを、ここで白日の下にさらしてみます笑
以下スコーンの妄想なり~
車窓がスクリーンになってVRを体験できる!
せっかくの車窓、外を眺めるだけじゃもったいない!
車窓、いやもしかしたら車内全部がスクリーンとなって、好きな世界を体験できる!
個人的にいいんじゃないかと思うのは、Google mapで場所を指定して、あたかもそこ(たとえば花の都フィレンツェ、中国の地方都市、NYマンハッタンから中東の砂漠まで)を自動車で走っているかのように錯覚できるようなVR、絶対面白いです。
スクリーンが主役になる必要はなくて、今日の気分に、もしくは目的に沿った風景を指定して、そのVRだからこそできる雰囲気づくりができればいいなーって思います。
それに、ビジネス目的だと電話会議もできちゃいますよね。
自動運転車の車内と聞くと、私はこれ↓のイメージが強いです。
2015年1月と古いんですが、ベンツが出していたイメージ図。
こちらの記事です。
向かい合わせって、すごくいいですよね。
家族旅行も友達との旅行も、一層楽しくなりそう。
で、そこですることといえば……
自動運転車 車内専用ゲーム!
これ、間違いなく出てきますよ!
真ん中に台を置いてのボードゲームから、先述のスクリーンを使ってのRPGまで。
ゲーム市場は永遠に無くならないんじゃないでしょうか…据え置きが廃れ、PCゲームが廃れ、スマホゲームが廃れ、という変遷はあったとしても、なにかしらに形を変えて、ゲームは私たちの身近にあり続ける気がします。
eラーニンングサービス
現在の車の運転手には、ビジネスパーソンも多く含まれているのではないでしょうか。
その人たちが今費やしている移動時間中、もう運転しなくてよくなったとしたら、車内時間をどのように過ごすか?
その時間を勉強に充てたい、という人は少なからずいるはずです。
そこで生まれるのが、自動運転車の車内専用勉強サービスへの需要。
車内スクリーンを利用して講義を聴いたり、Skype英会話などで英語学習、果ては「車内でMBAが取れる!!」なんてことになるかも。。。
講義を聴くのも議論するのも問題を解くのも車内でできるとなれば、あながち不可能な話ではない気がします。
車内でコンサート視聴
将来「コンサートを聴きにホールへ足を運ぶ」というのは過去の文化に過ぎなくなると私は思っています。
購入するのはチケットではなく、視聴権。
クラシックのコンサートだったら、「このホールの、このオケの、この公演の、何列目何番の席の音響・視界で」が指定できるようになって、それを自宅にいながらにして楽しめるようになるのではないかと。
となると、車内でも同様にコンサートを視聴できるのではないか!
なーんて、思います。
美容・リラグゼーションサービス
たとえばマッサージ屋さん、エステティシャンなどが自分の車を持ち、お客さんを拾ってマッサージ/エステを行いつつ、既定の時間に沿って目的地まで連れていく。
こんなのあったらむっちゃ嬉しい。
マッサージ/エステ×タクシーのような。
30分コースならここまで、1時間コースならここまで、と予約時に伝えておきます。
予約はもちろんスマホアプリで。(そのころは違うデバイスかも。。。)
ヘアサロン、ネイルサロンも同様のサービスが可能ですよね。
パーティー会場まで30分でお連れします、その間にヘアセットもメイクも完璧!とか。
車内がレストラン!
飲食店が車を運行するのも面白いかもしれません。
アプリで出発地、目的地を指定、と同時に食べたいものをオーダー。
乗車時にはすでに食事は全てできていて、保温機から好きな時に取り出して食べられる!そして食べている間に目的地に着ける!
これもかなり便利では。。
おそらくいつかは「車内の振動はゼロ、車に乗っている感覚ゼロ」が実現されるでしょうから、レストランと同じように落ち着いて食べられるし、気づけば目的地に着いているからレストランよりも便利!ってなったりしないかなあ。
深夜バスならぬ深夜自動運転車
深夜バスは安いし便利、でも狭いし乗り心地悪いし周りに人がいて落ち着かない…でも寝ている間に着きたい…
そんな需要に深夜自動運転車がお応えします!
スペース広々、消灯は好きなタイミングで、リクライニングどころか椅子がベッドになっちゃいます!
スクリーンには星空を映し、お気に入りのBGMを流しながら穏やかに入眠……
朝起きたら洗顔・歯磨きも車内でできて、服も着替えてさっぱりしていざ仕事!
こんなの、いいんじゃないかなあ。
深夜バスよりはだいぶ高いけど、寝心地がいっそ家よりも良いとなれば、国内出張くらいなら深夜自動運転車の方が快適かも。。。
運転が趣味の人用VR
「運転しなくても良くなる」は、一部の人にとっては「運転ができなくなる」でもあります。
特に4,50代くらいに多そうな(イメージ)「運転そのものが楽しい」という人にとっては、自動運転は自分の趣味を奪いにくる敵でしかありませんよね。
そこで出てくるだろうなと思うのが、運転好きのためのVR。
ゲーセンのようなちゃちいものではなく、自分の好きな車種・内装が指定できて、しかもコースもGoogle mapから自由自在に選択可能!
オープンカーなら耳元を駆け抜ける風、力強い日差しも完全再現!
私は運転が全く好きではないので想像するには限界があるのですが、それでもやっぱり運転が趣味の人向けの市場はなんらかの形で成立していくんじゃないかなーと思います。
おわりに:「自家用車」という概念が無くなる?
ワークシェアリング、ルームシェアリングなど「シェアリングエコノミー」が馴染みの概念となって久しいですが、何よりカーシェアリングによって日常というものが大きく変わる気がします…!
思うのは、「自家用車」という概念が無くなるのではないか?ということ。
自家用車は、そもそも初期費用が高いし、駐車場が必要だし、メンテナンスにもお金がかかる……
車って平均で1日何時間、むしろ週に何時間稼働しているのだろう?
通勤や仕事で使っていたとしても、実際に乗っている時間は圧倒的に少ないはず。
そう考えると、地表の面積を無駄にとってしまっているわけです。それぞれ1日数時間も乗らないのに、全部駐車スペースを確保しておく必要がある。
でもカーシェアリングをすれば、自分が使わないときはほかの誰かが使うわけだから、駐車スペース=地表に存在する車のスペースは少なくて済む。
駐車スペースの大幅な削減、そして交通渋滞の解消にもつながるのではないでしょうか。
車はあくまで移動手段、という人にとっては、自動運転技術ほどありがたいものは無いんじゃないかな。
とにかく、新たな時代の到来が待ち遠しいです!
各社がんばれ~~笑