朝からスコーン

考えたこと。やってみたこと。やってみたいこと。

焦り、いまこの瞬間の一片

月に何度か、気ばかりが焦る日がやってくる。

 

「ああ、この人はこんなに本を読んでいる」「ああ、私と3つしか違わないのにこの人はもうこんなに立派な仕事をしている」「ああ、この人は私よりも年下なのに3ヵ国語もしゃべれる」「ああ、この人は通訳を目指している私よりもよっぽど英語が上手だ」「ああ、この人はなんでこんなにも含蓄に富んだ情報発信ができるんだろう」「ああ、この人はなんでこんなにも知識が豊富なのだろう」「ああ、……」「ああ、……」

地に足がつかない。自分はなんてしょぼいんだろう。このままでいいんだろうか……(よくない!)

 

でも一つ成長したなと思うのは、どれだけ気が急いてしまっても、「毎日何かしらを積み重ねる」ことだけは継続できるようになった。昔は(大学までは)気が急いた時には、今この瞬間の手までぱったり止めてしまっていた。

 

「周りと比べない。過去の自分と比べなさい。」「クラスメートと比べない。自分がどれだけ成長したかだけを気にしなさい。」

こういった類の話は、生まれてからそれこそ何度も、何度も何度も聞かされてきたけど、『それ』はずっと胸のすみっこに潜んでいて、ことあるごとにわっと出てきて私のすべてを覆ってしまう。

 

まあでもね、さすがに24年も生きてたらそろそろ学習してきました。結局私の選択肢は「いまこの瞬間に一片の何かをほいっと積むか、積まないか」しかないんだなって。