読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

朝からスコーン

考えたこと。やってみたこと。やってみたいこと。

就活をやり直せるとしたら?

 

6月1日に解禁した大企業の新卒採用も、そろそろひと段落したころだろう。

例の黒髪×黒装束はまだちらほら見かけるが、それも先月ほどではなくなった。

 

 

帰りの電車でぼんやり彼らを眺めながら、ふと思った。

 

「もう一度就活をやりなおせるとしたら、どうする?」

 

 

スコーンの職(遍)歴 

さて、この話を理解しやすくなるための手助けとして、私の就活およびその後の職(遍)歴を説明しておく。

  

【就活】 

私は生来のアンチ主流人間で、幼少より多数派に属することをとにもかくにも忌避して生きてきた。かといって完全なアウトローに振り切るまでの思い切りの良さもなく、多数派ではない、でも道から完全に外れてもいない、という中途半端な絶妙なポジショニングを貫いてきた。

 そんな人間が「就活」とやらに巻き込まれるとどうなるか。私は有用な一例となりうるだろう。

 以前もこんなことを書いた気がするが、私は大企業には絶対行きたくなかった。物心のついたころよりずっと集団という概念を馬鹿にしながら生きてきたのがスコーンという奴である。そんな人間が大集団のお世話になったところでロクな目にあわないことは火を見るより明らかであった。

 というわけで就活では小さめで、なんか若々しい会社で、というなんとも中身の無い基準、いやフィーリングで様々な中小企業に手を出していた。商社やらなんやら受けていたが、結局人材のベンチャーから内々定をいただき、そこに決めた。そもそも合うか合わんかなんぞ入ってみんとわからん。これだけは嫌だというものだけをよけて、まずは入ったところでがんばってみよう、そんな気持ちであった。

 ※今思えば、「これだけは嫌だ」の中には間違いなく「東京」が含まれていた。なにをトチ狂って首都に進出してしまったのか、一過性の何かに罹患してしまったのではないかと疑いたくなる。まあでも、たった8か月とはいえ、あれは得難い経験であった。「もう東京には一生住むまい」という学びが得られたのだから。

  

【1社目】

創業十数年目の、中堅人材ベンチャー。それが私が初めて社員として働かせていただいた企業であった。今記憶をたどってみても、とても良い会社だったと思う。ただいろいろあって、入社8か月目で私はまさかの辞表を出した。本当の理由はほとんど誰も知らないが、まあここでは利便上「結婚で関西に帰るため」「通訳を目指す第一歩として英語系の仕事につくため」としておこう。

 

【2社目】

ザ・昭和の中小企業。2番目にお世話になった企業である。思うところはいろいろとあったが、8割方英語でのメールやりとり、英語での電話対応、来客時には通訳を任されたこともあり、業務内容は上々であった。上司に嫌われながらもコツコツ仕事をこなす日々であったが、それもそう長くは続かなかった。「もう来週から来てくれんでええわ。」あまりにも理不尽な理由で、いきなり解雇を言い渡されたのだ(給与は2か月先まで支給されたのでそのあたりがまたしたたかである)。そういうわけで、2社目でのスコーンはたったの5か月で幕引きとなった。

※あまりにも衝撃的過ぎて、クビになった当日は両親と飲みにいって笑い飛ばしておいた。でもまあ、スコーンの意味不明エピソードがまたひとつ追加されたので良しとする。

 

【3社目・現職】

ところで2社目に就職して間もないころに、私は通訳系の派遣会社に登録をしていた。土日だけでもスポットで通訳経験を積める仕事がないか、探していたのである。2社目を突然クビになり、この登録が不幸中の幸いとして機能した。大学での秘書枠を紹介していただき、現在私は6時間/日の時短勤務ながらも週5日働いている。当然稼ぎは落ちたが、その分家事に割ける時間が増えたし、仕事で怒鳴られることもなくなったのでずいぶん心の余裕ができた。

 

 以上が私の就活・職(遍)歴である。

さて、ここまで書いてきて思うのだが、私には一切の後悔がない。正直、もう一度同じ道を辿りたいとは思わない。もう都会はこりごりだし、毎日意味のわからない理由でネチネチ嫌味を言われ続けるのも御免である。それでも、「こうすればよかった…」「あのときこうしていれば…」という思いは全く無い。こうしたよくわからない道筋をあっちゃこっちゃしてこそ、今の自分があるからである。そういう意味で、私は「自信」のある人間なのかもしれない。

 

 就活をやりなおせるとしたら?

 結論から言うと、特にやりなおしたいとは思わない。後悔している点はひとつも無いし、なによりまたあれこれ考えるのは面倒だ。

問いの立て方を変えよう。「今、就活シーズンにある大学生だとしたら?」これならどうだろう。この問いに答えるのはすごく難しい。いくつか選択肢を考えてみる。

 

1. プログラミングを学習して、エンジニア就職する

今後需要がまず間違いなく伸びるIT分野。大学のうちにプログラミングの短期集中講座に行ったりしてそっち系に行くのはけっこうアリ。拙者イケハヤ好きにつき、引用させていただくでござる。(ただ日本のエンジニア環境は総じてブラックという問題はある。スコーンは「起業するぜ!」というほどの情熱もなし…)

medium.com

 

2. .....................

 

うーーーーーん、ほんとに思いつかない!就活って難しい!「職人的なものになりたい」「英語を伸ばして通訳もいいんじゃないか」って気づけたのは間違いなくこのハチャメチャルートをたどったからだし、そもそも東京就職をしていなければたぶん旦那ともこんなに早く結婚してはいない。そう考えると、「やり直せるとしたら」なんて考えること自体無意味だな。やっぱ、今この時点から何ができるか、だよなあ。

でも改めて今回考えてみても、就活ってほんと意味わかんないなあって思う。今までさんざんレール敷いて「こうしなさい!」「みんなと一緒でいなさい!」って言ってきたくせにいきなり「あなたの個性をみせてください」「きみのやりたいことは何?」とかなんなの?クソなの?

やっぱ何も知らない新卒の時点で選んだ企業に一生をかけるというのはどう考えても重すぎる。というか無理でしょ。とはいえさすがに5年くらいは続けるつもりだったんだけどな…ハハハ……

仕事人としては全然経験を詰めてないけど、たったの1年ちょっとでこれだけ色々なものに触れて、自分の目指す方向性もなんとなく見えてきたのは本当によかったと思う。間違いなく、有益な1年だった。

 

今就活、もしくはこれから就活のみなさまには全く参考にならないブログになってしまい、なんだかすみません笑 タイトル詐欺ですな…

 

さて、そろそろ朝飯をつくらねば。

それではみなさん、よい一日を~