月額○円で利用し放題…となるとまず頭に浮かぶのはNetflixなどの動画サービスですが、アマゾン社の提供するKindleでもそういったサービスが始まるようです。
アマゾンジャパンが電子書籍定額読み放題サービス「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」を、8月にも日本で開始することが、複数出版社への取材で明らかになった。日本では電子雑誌の読み放題サービスが市場を拡大しているが、国内最大規模の電子書籍配信事業者による、書籍、雑誌、コミックスを含めたサービスの影響が注目される。
ちょっと待って電子雑誌の読み放題サービスとか流行ってるんですか???
全然しらんかった…
今調べてみたら色々あるみたい。
雑誌の読み放題サービスを比較するとどこがいい? | Joyful Money
ざっくり月額300~500円で数百誌読み放題。へーーえ。でも特に雑誌のような1ページが大きい媒体はあんまデジタル機器で読む気はせーへんなあ…やっぱ紙には紙の便利さがある、と最近思う。
それはさておき、アマゾンのサービス。
利用者が月額980円の料金を支払うと、同サービスに参加するKindle版の電子書籍・雑誌・コミックスなどが読み放題になる。
アマゾン側は出版社に対して、主にロングセラー、そして単体のKindle版と同内容での提供を求めており、収益の半額を電子書籍の利用量に応じて出版社に支払う。ただし、出版社の参加を促すため、サービス開始初年は単品を販売したのと同額を出版社に支払う特別条件を提示しているという。
んじゃまー単純計算で収益の半分がアマゾン行きなわけね。
このビジネスモデルってどうなのか考えてみる。私が買う本は9割方1冊980円を超える。ロングセラーとかもよく買ってたから、それらがカバーされるとなると今まで数千円/月アマゾンに払ってたのが、980円に減る。
買わない月もあるとはいえ、平均をとったら絶対980円は超えてる。やっぱりアマゾンにいくお金は減るよなあ。新しい書籍は含まれないんやとしたら、そこは単体で買うとして。
消費者をKindleにずっと結びつけておける、というのはあるかもしれない。たまにしか買わない人となんとなく入ってなんとなく続けてる人を比べたら、1500円・0円・0円、と980円・980円・980円。後者の方がよいな。それにKindleを持ち歩く習慣ができれば、読み放題でKindle習慣がなければ買わなかったような書籍を読み放題枠外から買ってくれるかもしれない。
8月にリリースとのことなので、一旦加入してみようかな。うちは旦那とアカウント共有しているので2台で980円好きなのを読み放題。これはめちゃくちゃお得だ。
ラインナップが重要やな~さすがに980円は安すぎるので、その分ラインナップもあんまりかもしんない。そこで豊富なラインナップを取り揃えて来たらますます先方の稼ぎ方が謎になる。
アマゾンのなんでも屋さん感は半端ない。これからもどんな事業を展開していくのか、楽しみ。